50代母と20代娘の親子でジャニオタのすゝめ

ウチの母が50代にしてジャニオタデビューしてから半年が経ちました。

以前書いたブログで元太担になったと書きましたが、紆余曲折ありまして、というか小喜利の私を見て松倉担となった母(げんげんのこともめちゃ好き)。

わたしはそこそこジャニオタ歴が長いのですが、母は鮮烈なジャニオタデビューを果たしてからまだ半年。(とはいえわたしもTravisJapanのファンになってからはまだまだ新規)
ある程度ジャニーズの勝手をわかっているわたしと、何もかもが新鮮な母。
そんな2人のジャニオタ生活の半年間を振り返り、「親子でジャニオタのすゝめ」を書きます。

 
①会話が増える
TravisJapanという共通の話題ができたことでとにかく会話が増えます。
わたしたち親子は今まではその日あったことをお互い話すぐらいしか話題がなかった(それでもかなりよく喋る親子だったとは思う)のですが、
2人でTravisJapanのオタクになってからはとにかく会話が増えた!
出演したテレビや雑誌、YouTubeの話をしたり、感想を言い合ったり……本当によく喋るようになりました。仲良くなれます。


②ケンカが減る
とにかくケンカが減ります。
2人で旅行に行ったり買い物に行ったり、元々わりと仲は良いのですが、まあそれなりにケンカもする親子です。玄関に荷物を置きっぱなしにするなとか、靴は靴箱にしまえとか…(全部わたしが悪い)
ですが2人でファンになってからというもの、本当にケンカもイライラすることも減った!マジで!(主観)
TravisJapanがくれるハッピーがわたしたち親子の間にも穏やかなムードを分けてくれているのかもしれません。
とはいえケンカもゼロにはなっていません。なぜならわたしがダメ娘なので。
ですがケンカしてもすぐ2人並んで録画やらYouTubeやらを見ているので雪解けが早い早い。
TravisJapan、概念が鳩?


③新規ハイの母、奇妙な言動を繰り返す

母がジャニオタになると、数々の奇妙で面白い行動が見られます。
いくつか箇条書きに…

・賛成コンが開催されることを知ると、当選する前から自作うちわ作りに俄然やる気を出す(可愛い)(わたしは不器用なので自作うちわを作ったことがない)

・「料理しながら大きめの画面でYouTubeを見たい!」と言い出し、機械音痴のくせにiPadの購入を検討

・台所にTravisJapanのポスターを貼るため、「ちょうど良いサイズのものを調達せよ」と命じてくる

・「TJポーズ」を練習する(練習ってなに?)

・「今日の夜ご飯なに?」と聞くと「今日はね〜グラタン!あとサラダもあるよ。以上、TravisJapanでした〜」と返される。ウチのママってTravisJapanだったんだ!?



④お金を割り勘できる!
オタクにとって永遠のテーマ「お金」。
供給が多いと嬉しいけど、その分だけお金がかかりますよね。
ところが!親子でオタクをしているとなんでも割り勘できます。
これはかなりでかいメリット、シェアハピはこの上なく美しい概念。ありがとう母よ…!(五体投地



⑤2人で一つの目標に向かって頑張れる

目標それすなわち、父の沼落ち(血眼)。
わたしと母がしょっちゅうTravisJapanの話で盛り上がっているのを見て、少し寂しげな父。
TravisJapanのことを知らない父は当然話に加わることができません。
もちろん!そんな父を放っておくわたしと母ではありません。なんてったって誰も取り残さないアイドルなので!(アイドルではないよ)
というわけでわたしと母の目下の課題は父の沼落ちです。同じ目標に向かって頑張る仲間がいるって最高だね!
ちなみに
父「如恵留っていいよね、なんか面白くて」
だそうですので如恵留担沼落ちの傾向と対策をご存知の方はご教授くださいませ。


メリットはこんなところでしょうか。
総括すると、親子でジャニオタをすると親子仲が良くなる!素晴らしいですね。


しかしメリットがあれば当然デメリットもあります。
人にオススメする以上はデメリットもちゃんとお伝えする必要があるかと思いますので、ここからは「母がジャニオタになったデメリット」を挙げていきます。

 

自担マウントがすごい!
わたしはしょっちゅう「シメチャンは傾城の美人だ……日本潰れるんちゃうか」と呼吸をするかのように呟き日々頭を抱えています。そりゃあ誰だって自担が一番可愛くて仕方ないでしょう。
しかしわたしは「ウミンチョ、綺麗だね…」「ちゃっかちゃかのもち…」「閑也、絶対に結婚しようね…」などと多方面に沸き散らかす節操無しなので、本当のことを言うと優劣などつけられないのです。1番も2番もないよ!みんな可愛い!
ですが母は、「松倉くんが一番素敵だよ!」と本気と書いてマジの張り合いをしてくるのです。母がやたらマジなのでわたしもマジになってしまうのです(ここで仁義なき戦いのテーマ)
正直面倒くさい人を一途に愛することは素晴らしいことですよね!


❷「シュッ!ポン」の練習をさせられる

YouTubeの始めの効果音あるじゃないですか、アー写が出る時の効果音。
「シュッ!パッ!」なのか「シュッ!ポン」なのかよくわからないけど母はなぜかこれを練習しています。そしてなぜかわたしも練習させられます。
そして「わたしのほうが上手くない?」などと謎のマウントを取られます。これも正直面倒くさい向上心は大切ですよね。


❸いついかなるときでもYouTubeを再生するので遅刻する
朝わたしが出かける支度をしているときにYouTubeを再生するな!思わず見入って遅刻するだろうが!(ただのクレーム)(わたしが悪い)


❹まちゅまる(松倉くんのブログ)を音読する
母、一切ウケを狙っていないから凄い!



デメリットはこんな感じです。
親子で仁義なき戦いを繰り広げたくない人、声帯模写に興味のない人、絶対に遅刻したくない人、まちゅまる黙読派の人には、親子でジャニオタはオススメできないかもしれません。

ですがこのように愉快な出来事がたくさん起きますので、
すでに仲良し親子の皆様はもちろん、反抗期真っ盛りのお嬢様、子離れしたお母様、最近娘が口を利いてくれないお父様、全ての親子にこの「すゝめ」を捧げます。